投稿

2月, 2025の投稿を表示しています

個展「越境」のお知らせ

イメージ
 早すぎませんか。2025年ももう3月ですって。 速さに追いつかず、腰から下の半身はまだ2月中旬ごろに取り残されている感じですが、やや気温も春らしくなってきました。早く、花見がしたいですね。 さて、こんにちは。 先ほどInstagramで告知したのですが、個展「越境」を東京都目黒区八雲の「4.」さんで開催いたします。 素敵なお名前は「フォー」とお読みします。 オーナーの土居さんは、古物を取り扱う「TOKYO DANCE.」として方々で活躍されていて、水戸市の古着屋さん「Re Trever」で出店イベントでいらしてる際にお会いしたご縁でした。センスが鋭く、いつも何か刺激をいただけるような方で、時を経て個展を実現できること、嬉々として武者震いしております。 一寸先当人のそれまでの別名義活動を含めて、茨城県を出たことがなかったために、この度の個展が初の県境を跨ぎ、都に出ていくことになります。 ドキドキと不安と楽しみが混ざった不思議な気持ちで、挑みたいと思います。 どうぞ、ご高覧いただけたら幸いです。 一寸先 個展「越境」 2025/4/4(金)~4/8(火) 13:00~20:00 ※4/5は21:00まで入場無料 4. 〒152-0023 東京都目黒区八雲 2-10-23-101 (東急東横線 都立大学駅から徒歩8分、 自由が丘駅から徒歩13分)

棕櫚さんのフリマのメインビジュアル

イメージ
 さてさて、先週は、絵を一枚完成させておりました。 つくば市小野崎にあるカレー屋・棕櫚さんのフリマのメインビジュアルです。センスがいつでも素晴らしく、かつ尊敬している大好きな方たちから依頼、嬉しくて膝から崩れました。 春節、マーケット、市場…といった言葉をいただいて、そこからイメージを膨らませました。森羅万象。合掌。ほかほか、寿ぐ…なんといっても真ん中にはシュロの木、そして下はカレー皿に、と。こんな調子でした。そしてまたもや、「どこかの桃源郷」に登場したアイツらの仲間に頼んでもらい、龍を操らせました。後ろで本を読む青年?は同じような髪型と見せかけて、ヘッドフォンという現代っ子。しかもワイヤレス、Bluetoothですね。でも、紙の本読んでいます。 さて、フリマの詳細は以下です。棕櫚さんからいただいた文章をママ掲載します。 ぜひぜひお越しくださいネ。 【イベントおしらせ】 本格的な春を前に どこか気持ちもソワソワ 浮き立つ 今日この頃. 来る2月24日、様々なものが賑やかに集うフリーマーケットを開催します。 棕櫚ではお馴染みのDJの方々をお呼びし、音楽も楽しめる一日(0歳児も一緒にお店番なのでボリュームはいつもより少し小さめ) 通常メニューとは異なる棕櫚フードもぜひ! 今回のかっこいいメインビジュアルは一寸先によるもの.  @issunsakichottosaki  春節のお祭りのイメージで描いてもらいました🐉🏮🌴 ありがとうございます! どなたさまでもお気軽にお集まりください◎ 日時 : 2月24日(月・祝) 時間 : 11:00 - 16:00 場所 : 棕櫚 つくば市小野崎956-1 入場料 : 500円+1オーダー 《DJ》 doron @ibericoyamaneko  iijima @toshihiro_iijima  YUTA ISHII @_fugazi4i  ishitani TKC @suro.pam  《出店》 ごはんの島 @beetle7017  ショップまさこ @u_masako12  食用菜っぱ @shokyou_nap  宮﨑彩 酒寄家 @atelier_gauche @juco_shoes  hideji @hideji_t...

日記:低空飛行のすごし方

北関東は快晴です。梅がちらほら咲きはじめ、車のフロントガラスはうっすら花粉を被り、むずむずと春の訪れを感じます。 張り切っていた制作や展示がひと段落がつくと、「あれ?なんか1人で盛り上がってただけかも」とネガティブマインドにはまる時があると話すと「あ、それ。我にかえっちゃったんだね」と作品づくりの大先輩が「あるよあるよ」と頷いてくれた昨日。 すばらしい作品をつくり続けている先輩方にもこれがあるのかと、それなら私ごときが沈殿している場合ではないと思えたのでした。信頼できる人には心情を話してみるものですね。話は「我にかえらず、考えずに励むことだよね〜」と落ち着いた。そうだ、そんな考えに鬱屈とする時間はたいてい無駄なのです。 ひと段落ということで、昨日の帰宅後は思い切り別世界に没頭することになりました。 まずは本。紙の文庫本は森博嗣著「すべてがFになる」を、耳で聴くオーディオブックは川上未映子著「夏物語」。これらはまだ途中。それからサブスクで映画を2本、「愛に乱暴」と「怪物」を観た。 「愛に乱暴」は吉田修一氏の原作で、内容は割愛するけど、積み重なった激しい絶望感の中一筋差しこんだ小さな救いに、結構心を揺さぶられました。重い前髪で顔の全貌は映らない水間ロン氏という俳優のあの役、あれは近所のホームセンターにいたら恋してしまうと思う…役の役割に反して雰囲気が良すぎる。そして憎たらし可愛いが爆発する馬場ふみか氏が出ていたことも、ロケーションなり、パートナーたる男へのやり場のない気持ちは、以前観たドラマ「けむたい姉とずるい妹」を思い出した。吉田修一氏といえば、今年「国宝」の上映を楽しみにしている。原作の壮大なストーリーはどう映画に収まるのか。ストーリーは任侠、歌舞伎、女方。画面はさぞかし艶やかなことでしょう。しかも、主演は吉沢亮氏ですから。年末いろいろありましたけど、それはもう本当に楽しみです。実は昨年、吉沢亮氏のトークショーに行きました。彼はサービス精神が旺盛で2階、3階、会場中の花道を歩いて行かれました。「え…まさか…」と呆然としていたら案の定、2階花道沿いの座席にいた私のすぐ隣も通っていきました。私はこういう時瞬きもしません。あまりの造形美に隣の知らない女性と言葉にならない言葉を話しながら手を取り合ったことは、良き思い出です。いつもながら話がそれました。 「怪物」はこんな夜に...

個展閉幕御礼と新しい絵

イメージ
こんにちは。延長の会期も「あっ」という間、個展「別天地」無事終了しました。 お越しいただいた皆様、心よりありがとうございました。 今展は現時点での力の限りを尽くせた内容で、人生のハイライトとして刻まれたように思います。長い間積まれていたインプットメモリーをわりと消費したので、いろんなところからネタを収穫しつつ次に向かいたいと思います。 実はクロージングパーティーの日から小さな新作作品を一点追加しておりました。上の絵です。 タイトルは「泉」としましょう。今決めました。 泉といえばマルセル・デュシャンの便器を思い出しますが、私の方はお猪口です。 お猪口といえば…先日ストゥブの上に置いた鍋でワンカップの空き瓶に燗酒をつくり、蒸発するアルコールにむせながらいただきました。これが、いい。その時頭にあるのは鼻にくるアルコールの対処のことだけ。なんだか馬鹿みたいに幸せな気がして、架空ドラマ回想シーンの妄想が浮かびました。舞台は都内某所高架下の安いボロアパート、切ないフォークソングが流れそうな「それでも幸せなの」な、場面。 我が家のストゥブ文化は今年始に産声をあげたばかりですが、俄然暖かいし(今までエアコン頼みでしたから)お湯も沸かせて熱エネルギーを無駄にしていないところとか、すごく快適です。 私は時々人任せにし続けてきたことがあり、ストゥブも然り。いい年して初めて、ちゃんとストゥブの火のつけ方を覚えました。が、まだ石油の補充は家族まかせですので、3月までには覚えよう。 話を逸らすのはいいけどお猪口の話は全く出てこなかった。まあいいとして、今回はここまで。 ごきげんよう〜